留学準備:フランス・学生ビザの発行(ズボラ編)①
今まで何人もビザ申請に苦しんでいる人を見てきました。
その度に「たかが書類埋めるだけだろうが」と鼻で笑ってきました。
前言撤回します。みんなごめん。これほんとにめんどくさかったんだね!
罪滅ぼしだと思って、ビザ取得までを実況してみたいと思う。
【はじめに】
この一連の手続きは、提携大学間の交換留学のための学生ビザ取得を目的としています。その他の形での留学や違う種類のビザには当てはまらないかもしれません。
加えて語学留学です。
また、時期や年度によって必要な書類が違ってくることもあります。めんどうくさがらずにちゃんと読もうね!
また、この記事はズボラな人を対象としています。小学校のとき提出物を忘れてくるタイプのひとに向けて書いてます
【結局必要そうなもの】
- 自分の大学の情報(学校名・住所)
- パスポート(コピーでも可)
- 受入大学先のレター(入学許可書)
- 証明写真(データと写真)
- 志望動機(英文または仏文で1500words)
- お金(15000+50€)
- 残高証明
【ビザ発行までのステップ】
- Campus Franceのアカウントを取る
- Étudies en France上で必要な書類を提出(いまここ)
- フランス大使館に予約&突撃
Campus Franceでのオンライン申請+大使館に出向いての書類提出
一覧で見ると大したことないけど、ひとつひとつはまーめんどくさい。
全てのステップで必要なことは
今日できることは今日やろう
ズボラな人種には、迅速丁寧には縁遠いフランス人の事務作業とはとかく相性が悪い。奴らはこちらの事情なんて知ったこっちゃないし、もちろん期日は待ってくれない。加えてこちらはズボラだ。どんなに大事な書類でも忘れるときは忘れる。じゃあどうするか?面倒なことは覚えてる内にさっさと終わらせてしまうこと。
1.Campus Franceのアカウントを取る
所要時間:30分
そもそもCampus France ていうのは、ビザまでに必要な情報をオンラインで送るためのフォームだとおもってていい。
フランス政府留学局オンライン応募フォームのアカウント作成からフォームにとんで、必要な情報をいれる。いっきなりフランス語のページに飛ばされるけど上の方のJAとかENとか押したら言語変えられるから大丈夫。
【必要なもの】
- メールアドレス
- パスポート(写真のページ)
フォームを言われるがままに埋めて送信すると、しばらくしてからパスワードがさっきのアドレス宛に送られてくる。ので、今度はそれで
Étudies en France にログインしようね
2. Étudies en France 上で必要な書類を提出する。
これが面倒。このフェーズには二段階ある。
交換留学なので、【受入許可がおりている場合】をえらぶ。
1. 学校登録・志望理由書のターン
所要時間:2週間(記入1時間)
【必要なもの】
- レター
- 志望理由書(英文か仏文・1500words)
自分のいる大学行く大学の名前を選んだり、留学期間を入力する。
だいたい必要そうなことはレターに書いてある。レターもフランス語で書いてあったけど学校名と数字読めたら余裕だ。あとはそれをデータ化(pdfとかpngとか)して添付する。スキャナがなくてもスマホのカメラでどうにかなる。
厄介なのは志望理由書。なんでフランスにいきたいの?的なことを書いた1500字以内のエッセイです。どんぐらい読まれるのかわからんけど、これで落とされたりしたらたまったもんじゃないのでちゃんと書いた。レターが届くまでにはやっとこう。
この二つを出すとつぎのステップに。
2. 個人情報のターン
【必要なもの】
- 証明写真のデータ
- パスポートのデータ
- その他諸々
- 15000円
今度は住所とか電話番号とか、よりスペシフィックな個人情報を入力していく。
顔写真とかパスポートとかのデータの提出を求められるから、恥ずかしいファイル名の場合は変更しておこうね(moreta_kaojashin.pngとか)
その他諸々としているのは、場合により言語や学位のcertificateも必要になるらしいから。わしは要らなかったけど。
ぜーんぶ揃ったら提出してあとは待つだけ。一週間ぐらいたつとメールで「確認しましたよ」のお知らせが来る。
そしたら今度は手数料で15000円払えと覚えのない請求がくる。言われるがままに指定された口座に振り込む。
更に3日ぐらい待つと、"お前の申請手続き終ったから大使館こいよ”のメールが届く。
これでオンラインでの手続きが終了。
ね。かんたんでしょ?