ついたよパリ④
○さむい
ほんとにさむい。部屋の中の無駄な機密性のせいで全くわからなかったけどほんとにさむい。
よくみたら池凍ってるじゃないか!鳥あるいてる!
日本の東北地方に長いこといたものですから、寒さなんてものは隣の家の幼なじみみたいなもんでしたの。純朴少女だとおもってたの。
あいつ都会に出た途端に染まってしまいやがった。着ていたものでは太刀打ちできずにやむなく一時帰還。風邪も若干ぶりかえす。
○オルセー美術感
駅舎を改装した建物ってぐらいだからとんでもなく入り組んでるんだとおもったら、圧巻
なんだろう。ハリーポッターみたーい
お目当の印象派を見に行くためには5回に上がってね!途中までは階段だよ!ですって。苦行かな?
でも乗り越えた末のモネは沁みるね。
モネじゃないけど。
パリの美術館って、これみたことあるー!が10ふんに1回ぐらいは保障されてるのかな?なので、世界史とかの資料集とか読んできたらスタンプラリーとかできるのかもしれない。
美術自体にそこまで興味ないとこんなもん。ていうか風邪よ。
○タワーリベンジと捕物
パリの夜景でも拝み倒してやろうとエッフェル塔再チャレンジも雨なので中止に。
途中で、野良おみやげ屋の兄ちゃんとポリスの追っかけっこがみれた。徒歩で走り去るお兄ちゃん。チャリなので中々道路渡れないポリスメン。罪状はスリとかかな
○スーパーツンデレ
ホステル付近のスーパーにずっとお世話になってたんだけど、黒人のいかついお兄さんの無愛想さでフランスの洗礼を受けてた。
風邪ひきのコーラとレンチンパスタ持って並んで会計済ませてたら
お兄さん「マフラーさげろや」
わたし「あやしくないです」
お兄さん「フランス語話せんのか」
わたし「あんまわからんです」
お兄さん「どっからきたんや」
わたし「じゃぽん」
お兄さん「旦那おるんか」
わたし「おらんです」
お兄さん「じゃ、ぼくが旦那さんな」
隣のお姉さん「爆笑」
このあとニコニコしながら手振ってくれたから少なくとも悪意はないな?フレンチジョークってこんなかんじ?あんまり真顔でいうから枯れススキは本気にするんでやめてください!帰るまでには是非フレンチジョークをものにしたいものですな。
そういや観光客相手のキャッチなんかにも一切引っかからず、あまつさえ知らん観光客に写真撮ってと頼まれる始末。どういう顔して歩いてたんだろうか。わたしったら。
○あしたはレンヌですって
早めに寝ます。葛根湯頑張れ。