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エゲレスとおらんでぇ(準備と出発)

○どうしてこんなに休むのか

フランスの大学はよく休む。イースター休暇だ冬休みだなんだとよく休む。1学期間学校に行く時間は4ヶ月中13週間。特に語学学校は一般の授業よりも1週短いし始まるのも遅い。何しに来たんだと周りにどやされてますがどうしたもんかと思ってます。休んだってところで貴重な留学期間であることには変わりないもんで、小旅行に行くことにしました。

 

○どこいこう

私生まれも育ちも島国でして、物心ついたころにはさらに田舎に住んでたもんですから土日の小旅行といっても隣県まで行くのがやっとでした。しかしここはヨーロッパ。隣の県に行く感覚で外国にいくんです。日本でもよく使ってた深夜バスだけ調べたって、よりどりみどり。ついたらベルギーなんてこともあるんですな。すごい。いろいろ話を聞いておもしろそうなところをピックアップして行く。

休みの期間は2週間で、結局旅程は以下の通り。

4月9日(日) レンヌ→BUS(Flix)→パリ(Gare de Nord)→(ユーロスター)→ロンドン

4月17日(日)ロンドン(Luthon)→LCC(Vueling)→アムステルダム

4月21日(土)アムステルダム→BUS(Eurolines)→レンヌ

 

我ながらなかなか悠長な旅行だなあと思います。

 

○ロンドン高い

噂には聞いてましたが確かに交通費は安い。ユーロラインズなんて30ユーロでアムステルダム→レンヌ間を連れてってくれる。13時間かかるけど。LCCだって荷物なしなら40ユーロで飛んでくれる。日本なら仙台→秋田間のバスのお値段。すごいご時世。

でもそれはヨーロッパが地続きであるからであって、飛び地もしくはヨーロッパにおける外国・イギリスに限ってはそうではない。ドーバー海峡にはなにがあるんだろうか。

ロンドン=パリ間を結ぶ新幹線ユーロスターは、時期と時間によっては50ユーロ前後でいけたりするけどそれは事前に予約した場合の話。100ユーロ以上は見ておいた方がいい。

そして宿賃。今回は所用で個室を抑えたけれど、8泊で400€。1泊50€。普段泊まってるドミトリーから比較したらとんでもない贅沢。ちなみにアムステルダムは4泊で130€。これもなかなか高いけどこれは時期的な問題。

こんなお財布に優しくないロンドンにはちぱくもしようってんだから、economiser精神のかけらもない。

 

○出発トラブル

おなじみのバックパックにやたらと重たい荷物を詰めて、悠長に出かけるつもりがしょっぱなから寝坊しました。とんでもない寝坊。バスが出発する20分前に起床。それでもレンヌのメトロは優秀ですから運が良ければ間に合う時間なんです。取るもの取っていっそいでメトロまで走りました。

 

あれ…?メトロしまってる…!

 

今日は日曜日。普段は朝5時から起きてるメトロも日曜日は8時から。現在6時45分。バス出発は7時。どんな理由でメトロが動かなかろうか、バスは待ってくれません。ということはパリ着も遅れます。さようなら私の格安の旅。そこから急いでチケットを取り直しました。ホテル代云々言ってる場合じゃなかった。この出費がなければ・・・!更にパリではマラソン大会なんてやってたみたいで、バスが渋滞でうごかない。ユーロスターに乗る前にげっそり疲れた。

 

○それでもユーロラインに乗りたい

世の中鉄成分の多い方も多いですが、私は海峡電車にロマンを感じるタイプです。鉄道っていうとどうも陸地を一生懸命走るイメージですが、尋常じゃない努力の末に通したトンネルを通るっていうのはいいじゃないですか。このトンネルの外にはお魚が泳いでるだなっておもうと胸が高まります。

ユーロラインの出発駅はパリの北駅

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電車だけど国境を超えるからパスポートチェックと出国カードと荷物検査。重量規定なんかはないけど結構物々しい。やはり島国。 しかしここはおもしろい。フランスなのに英語が綺麗に通じる。窓口で何語を喋っていいのかよくわからなくてプチパニックを起こす。

そこに手荷物検査のいかついおじさんが私を呼び止める。(英語)

私「なんでしょうか」

おじさん「(顔を指差して)あ。日本人でしょ!」

私「そうだよー」

おじさん「僕日本好きなの!沖縄行ってたから日本語わかるよ!僕はnoumisokinnikuでしょ?」

私「どこで覚えたのwww」

おじさん「他にもあるよ!(相方のケツを叩きながら)I-Oshiri」(以下略)

その後もおじさんはどこで覚えたんだかわからない素敵な日本語をフランス語交じりに披露してくれました。たまにゲートに引っかかるお客さんを仏頂面にあしらいながら。この間私の荷物はセキュリティレーンに引っかかったままなので、荷物を取りに行きたいやらおじさんの日本語ショーをみたいやらで始終苦笑いでした。

 

チケットに書かれたユーロラインの時間は3時間。地図上でみるとずいぶん近いなと思ってたらやぱり近いんじゃないか。とおもったら時差があった。どおりで帰りは遠いわけだ。

 

すやっとしてたらいつのまにかトンネル入って抜けて、ロンドンについてました。海中を通るのにこの素っ気なさが海中トンネルの魅力。

 

<本日の移動>

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 (続く)