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いろんなものを見に行こう。
そんな安直な思いつきで始めたこの旅行。
今日現在、2度目の旅行の真っ最中。この度最大の難関の一歩手前というところです。
意外と河口がが好きだということに気づいたり
ずっといきたかった大陸の端っこはロマンしかなかったり、
さかなのしおやきは万国共通ではないがうまいと気づいたり、
しばらく喋らないと口が動かないことに気づいたり
やっぱり湿気はつらかったり。
今回の旅にはちょっとしたテーマがあって、それは
昔のヨーロパ人たちは外の世界をどう見てたんだ。ということを感じに行こう。というものです。
陸の終わりを彼らはどう見てたんだろう。
ちょっと先に見える大陸を、彼らはどんな風に考えててんだろう。
私は普段島国に住んでいるせいで、
ナチュラルに”外人”=よその国に住んでいる人
という図式を頭に置いていたけれど、ヨーロッパではそうもいかない。
あの狭い狭い西の端っこの陣地合戦で、世界の覇権を争ってた。
どこまでいっても地続きな、地面に白い線があるわけでもないボーダーを常に意識しているヨーロッパ人たちは、物理的に外の世界をどう見ていたんだろう。
なんてことは考えていませんが。
明日は朝から、西ヨーロッパの南端から海峡を渡ってアフリカ大陸にいきます。
ヨーロッパでの、「英語できればなんとかなるだろう」的な補助輪付き旅行とは一味違うのだろうな。
体は正直で、とても緊張しているのがよくわかります。
2週間ばかりの滞在ですが、うまく行くことを祈ってます。
タパスが美味しかったので今日は寝ます。スペイン最高かよ。