アナと紙の攻防

○紙のエトセトラ

みなさん紙は好きですか?わたしは好きです。

ゆーろぷにきた最初の印象は、「うわ。紙高い&チープ!」特にフランスは、人と機械で加工したもの、工業製品の値段が異様に高い気がします。残念なサランラップしかり、ペラペランなノートしかり。百円均一に慣らされた我々には逆価格破壊。そういえばmoleskinの横にツバメノートが置いてあった。価格は日本の2倍程度。やはり高い。

しかしこの間お呼ばれした友人宅は、食事の準備のときに黄色と黄緑のペーパーナプキンをオシャレに各々のばしょに並べていた。お皿の下に敷いたり、口を拭ったり。ということは紙それ自体はそんなに重宝されているものでもないのかもしれない。

日本にいた時なんか、ペーパーナプキンなんておレストランに行った時に膝から落っことす用に乗っけてたぐらいのもんで、お家のご飯でペーパーナプキンを出すっていうのがもう目からウロコだった。私だけかしら。ぐっとQOLが上がる感じがするから私もやろうかしら。

しかしどうだろう。学校のコピー用紙、学校からもらう書類、全て上等な紙を使ってらっしゃる。なんか厚い。こんなにいい紙じゃなくていいのに・・・とおもったけれど、もしかしたら薄くて丈夫なコピー用紙っていうのは、まだあまり流通していないのかもしれない。厚さis丈夫さ。

ちなみにコンビニのような便利システムは存在せず、コピーはそんなにすぐにできるものではなさそう。家周辺は学生街なこともあり、"photocopy"と書かれた印刷屋さんがあるので、学校の中でなければそれを使うことになる。1枚0.25ユーロだったかな?

ちなみに、旧市街地のショッピングストリートには、レンヌのデザイナーがデザインした紙製品屋さんがある。やはり生活に華を添えるのに紙は使うみたいだ。(www.agentpaper.fr)とても可愛いので是非。

 

 

○あなあきもんだい

授業もはじまり、そろそろプリントがたまってきました。

クリアファイル派、クリアポケット派、ノートに直挟み派、端から食べて行く派、色々あると思いますが、私は穴あけパンチ&リングファイル派。

 

フランスのファイルは基本的には4つ穴がスタンダードらしいです。ちらほら2つ穴のるーずりーふも見かけましたが、ファイルは4つ穴しかなかった。

そして、日本から訝しげに持ってきた穴あけパンチはこんなもの

(写真)

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しばらく試行錯誤して、どうやっても使えないのかと悲しんでいたらこんなメモリを発見。

 

A4 4穴

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半分に折って、2枚になってるところからカシャンとやると、ちょうどいい塩梅の穴が開く。やっぱり偉いな日本製品。使わないだろう4つ穴にまで対応しちゃってさ!長年使ってるけどこんなスケールがあったのすら知らなかったよ!ほんとに。

というわけで、実験のために買ったリングファイル(4ユーロちょい)とちぎって提出する用のロディアノートパット(3ユーロちょい)で頑張って勉強します。高いなぁ。