ええっとこれはなんだっけ

九月早っ!

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いつのまにか9月がふっとんでましたね。ちょっとしたタイムリープだ。

 

◉クラス上がったよ

ヨーロッパにあるメジャーな言語は、習熟度別に共通のレベル分けが存在してます。

A1 学習を始めたばかりの者・初学者
  • 具体的な欲求を満足させるための、よく使われる日常的表現と基本的な言い回しは理解し、用いることもできる[1]
  • 自分や他人を紹介することができ、どこに住んでいるか、誰と知り合いか、持ち物などの個人的情報について、質問をしたり、答えたりできる[1]
  • もし、相手がゆっくり、はっきりと話して、助け船を出してくれるなら簡単なやり取りをすることができる[1]

 

B2 実務に対応できる者・準上級者
  • 自分の専門分野の技術的な議論も含めて、抽象的かつ具体的な話題の複雑な文の主要な内容を理解できる[1]
  • お互いに緊張しないで母語話者とやり取りができるくらい流暢かつ自然である[1]
  • かなり広汎な範囲の話題について、明確で詳細な文を作ることができ、さまざまな選択肢について長所や短所を示しながら自己の視点を説明できる[1]

     

ヨーロッパ言語共通参照枠 - Wikipedia

 

例えば「あたいオランダ語はA1よ」ってなるとオランダでギリギリ飢えはしのげるレベル、「ギリシャ語はB2よ」となると、ギリシャで食い逃げの言い訳を語ることができるわけです。

 

私の通ってる言語学校も例外ではなく、A1からC2までの6レベルで分けられクラスが編成されてます。入学した最初の学期にはクラス分けテストや各種資格の証明なんぞが必要なのですが、それ以降の学期はよっぽどのことがなければ一つ上のクラスに上がることができます。

わたしもことなきを得て、無事にB1からB2に昇格することができました。やったね!

 

◉B2やばい

 

クラスメイトも担当教諭も心機一転。期待と不安と眠気を携えてようやく1週間。

 

まずい。

これはまずい。

 

まずクラスのレベルが高い。聞けばみなさん本国でフランス語専攻してきただのプライベートチューターつけてただの働いてだだの。私のようにぬるっと上がってきた人はほぼいませんでした。

まず単語の量が圧倒的に違う。みんな知らない単語いっぱいつかってる。なにそのどうししらないようなんかネイティブがよく使ってるやつだけど口からは出てこないやつだよこわいこわい。休み時間でも普通にフランス語話してるよ!休み時間って休むもんじゃないのみんな日本語しゃべろうよやだこわい。あと先生が遅刻に厳しい!レベル関係ないけど!

せまりくる恐怖に苛まれながら、クラスメイトとの圧倒的な差をどうにか埋めようと単語をちまちまやってますう。こわいいいい!

 

 

◉英語忘れてきてる

夏休みも終わったので久しぶりに友達にも会えました。夏休みの思い出やら最近の出来事なんかを話すのですが、以前よりも圧倒的に言葉が詰まる回数が増えた。

日常生活に出てくる表現は圧倒的にフランス語の方が早いのだけど、そこまで早いわけでもないので英語が追いついてきてしまう。しかし口は一つで意識は止まらない。排水口に流れるパスタがごとく言葉がつまり、口をパクパクするするばかり。結果周りに不穏な空気を漂わせてしまうのです。

その場に日本語話す人がいるとこれがみつどもえの様相を呈するのでさらにひどいことになります。もうなんだっけ以外言えない。

フランス語の上達を喜ぶ一方で、圧倒的に使う機会の多い英語がしぼんできてるのは悲しいことです。日本語が残念なのは元からですが、それもどうにかせねばならない。

何かを話そうとするとき脳の動きは

イメージ>イメージに対する説明>適切な説明の選択>発音

のステップを踏んでると思うんですが、この説明のステップが過剰に動いてる感じがします。いろんなところから引用を持ってくるせいで、どれが一番いいのかの機能がオーバーロードした結果、発音までうまくいかないんでないか。とおもってます。

今は言語野の面白バグだとおもって楽しもうと思ってます。

 

例)

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フランスのしいたけ(1位)

Champignion(2位)

Mashroom(同率2位)

 

例2)

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駅前の微妙な祭り(1位)

la soirée à la gare (2位)

night festival (フライングにより失格)